平成ビッグボックスを総括｜ログハウスのビックボックス

平成ビッグボックスを総括

淳.EBIの設計室のわななき【2018年12月26日】

ビックボックス一級建築設計事務所設計部一同、今年も皆様のおかげで無事一年を送る事が出来ました。
「～設計室のわななき」ブログを見守りご購読頂いた皆様、ログハウス検討中の皆様、そして設計スタッフ達の作品制作図面の住居にお住まいの皆様、そしてログハウスをこよなく愛していただいている皆々様、心より感謝申し上げます。

2018年が間もなく終了します。長く続いた30年間の平成の年末もこれがラスト。大変お疲れ様でございます。
今回は1年の総括だけでなく30年を振り返って参ります。

30年前の1988年、世はまさにバブル絶頂期、創業3年目のビックボックスも空前の別荘ブームにのって、ログハウスの建築ラッシュで全国の別荘地を飛びまわった時代でした。
東京晴海の国際グッドリビングショーにも出展し、なんと実物大ログハウスを展示し続け、今考えると凄い事です。当時はかなりの注目を浴びました。創業開始から３年でフィンランドから輸入棟数輸入額がナンバーワンを打ち立て、販売のみならずフィンランドの森林資源や食、伝統文化などから姉妹都市の架け橋などおこないフィンランドの文化を伝えました。

1991年バブルは崩壊！時代は大きな転換期を迎えました。
クラインガルデン、教会建築、その他公共建築受注、首都圏展示棟も時代の波に変化していきました。
この頃からログハウスが別荘という山小屋イメージから本来の住宅建築に変化を始めた頃でもあります。
1995年には5000坪の山林を開発し、大規模ログハウスの傑作の南那須ガーデンが完成しました。
著名人の取材やテレビ撮影も行われました。その後青森県岩崎村サンタランド計画に参画を受注。
フィンランドのラヌア市との姉妹都市、村あげてのサンタクリマス会の演出などプロデュース。

ミニログハウスや北欧軸組フィンランドハウスも商品に加わり2000年に突入！
ＪＲ東日本とのコラボ建築企画の原点、びゅうフォレスト喜連川企画もこの頃より始動しました。
そして2001年ビックボックス設計事務所はスタートしました。
ＪＲ東日本安中榛名のビューベルジュ建築参画。
その後平成の大不況を乗り越え集会施設、保育園、幼稚園、国際学校、老人福祉施設等公共施設を建築する事が出来ました。大変感謝です。
2005年に今のビックボックス一級建築設計事務所となりました。

2009年には衝撃の新感覚ノスタルジックな古民家ログ、八咫烏（ヤタガラス）を発表！
当時のコンテストで農林水産大臣賞を受賞しました。
この八咫烏（ヤタガラス）が後の東急ハーベスト那須リトリート古民家コテージ群に繋がる事になりました。神憑りです。
この時期、今や人気のガーデンハウスが登場。
2011年の東日本大震災を乗り越え、震災復興に多くの方が被災地にログハウスを建て希望の復活を遂げました。

近年では、ログハウスの公共建築としての認知度も上がり大型プロジェクトを受注頂く機会が増え多くの方に住宅としての居住性や高性能高機能の家、ログハウスの魅力をお伝えする事が出来る様になりました。
モダン北欧軸組住宅ビーズハウスや立方体サイコロ状のキューブマンも仲間入りし商品の幅が広がりました。
2016年には、びゅうフォレスト喜連川に新たな分譲地OnesOnesがオープン！
ＪＲ東日本コラボレーション分譲のペルヘ建売展示棟もオープンし多くの方に親しまれています。
東急不動産コラボレーションも始動し、新たなリゾートログハウスとして民家ログコテージの大反響により完売。

今年は、BASE PROJECT元年。
2000年より御愛好頂いたモデルを総リニューアル！
装いも新たにフィンログとユニログが新しいデザインで大反響をもってデビューしました。
大型プロジェクトの一つ東急ハーベスト軽井沢&VIALAにおいても幻のシルバーパインの離れコテージを建築しました。
静岡三島スカイウォークにおいても吊り橋観光の目玉として北欧スタイル管理兼レストラン棟を建設。

ＪＲ東日本コラボイベントも大盛況にて建築ラッシュが続いております。
秋には日本のトレンド発信基地渋谷東急ハンズの申し出により、店舗内ログハウス建築販売企画を行いました。
日光市主催の日光そば祭りにも参戦！今年も新企画いっぱいの一年となりました。