実物で確かめる設備選び
淳.EBIの設計室のわななき【2026年02月27日】

2月に入りまして日中は暖かく、春らしさを感じてきました。
一方で朝晩はまだまだ冷え込みが続き寒暖差が気になるEBIです。
ヒートショックが話題になるこんな時期だからこそ、家の断熱性能やお風呂キッチンといった水回り設備の快適さがどれほど大切か、改めて実感させられます。
そんな中、現在施行中のお施主様の設備仕様の確認のため、ショールームを見学してきました。
今回の目的は、意匠性だけでなく、性能や納まり、メンテナンス性まで含めて実物で確かめることです。
図面上で決定してきた仕様も、実際に見て触れることで、より具体的なイメージへと変わっていきます。
今回はユニットバスとキッチンを重点的に見てきました。

まずユニットバスです。
浴槽の形状や手すりの位置、床・壁パネルのカラーや質感など、実物でなければ分からない部分を一つひとつ確認しました。
特に注目したのは床材です。
実際に足を乗せてみると、わずかに沈み込む感覚があり、やわらかさを感じました。
クッション性があるため、膝をついても痛くなりにくく、小さなお子様やご高齢の方にもやさしい仕様になっています。
さらに、冬場のひやっと感を軽減する断熱構造が施されており、翌朝にはカラリと乾きやすい点も大きな魅力です。
また、床・壁パネルのカラーバリエーションの豊富さにも驚かされました。
数多くの選択肢の中から建物の雰囲気に合うものを選ぶのは簡単ではありませんが、模型を使って空間全体のバランスを確認できたことで、完成後のイメージをより具体的に描くことができました。
続いてキッチンです。
ログハウスではLDKを一体で計画することが多く、キッチンは「設備」であると同時に「インテリアの一部」でもあります。
そのため、動線計画や収納量はもちろん、空間全体との素材バランスが重要になります。
今回のお施主様は、シンク周辺に浄水器を設置される予定のため、作業スペースをできるだけ確保できるよう、シンク位置を標準仕様から調整し、シンクボードの設置も含めて実物を確認しながら検討しました。
また、引き出し内部の構造や収納の可変性、作業台やシンクのサイズ感など、図面上では把握しきれない細部まで確認することができました。
特に、無垢材の壁との取り合いを想定しながら見ることで、色味や質感のバランスをより具体的にイメージすることができました。

ログハウスは自然素材の魅力が際立つ住まいです。
その魅力を最大限に生かすためには、水まわり設備も単体で選ぶのではなく、構造・性能・意匠を総合的に捉えることが大切だと改めて感じました。
今後も実物確認を重ねながら完成形を具体的に思い描き、より良い住まいづくりのお手伝いができるよう、知識と経験を積み重ねてまいります。
淳.EBIの設計室のわななき【2026年02月27日】
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