小さな温もりの奇跡 - ログハウスのビックボックスは全国どこでも施工いたします。

そろそろ桜の便りが聞こえてくる季節となりました。bbログファンの皆様いかがお過ごしでしょうか？ 拙者ちゅらるは　春眠あかつき・・・すっかり頭の中まで春めいています。
この時期になると思い出す出来事。他のブログにもありますが、あの忌まわしい3.11・・・ 大きな傷跡を残したこの震災、拙者にとって小さな小さな温もりのある奇跡も残してくれたんです。

はや5年も経ちましたが、まだまだ平穏の暮らしに戻れない現実も目にし心を痛めています。 風化されることがありません様、そして被災者本位の復興が叶うようただただ祈るばかりです。
震災からちょうど1年後の2012.3.11に実際に経験した拙者の特別な出来事、 毎年この時期になると思い浮かべます。

その日は宇都宮bb本社より程近い現場でお客様がお仲間達と一緒になってミニログのセルフビルドを 奮闘しておりました。セルフ現場が順調に進んでいるかな？と気になった拙者は、営業の帰り道に 現場へ足を伸ばしました。
お客様やお仲間のセルフビルドの様子を拝見し、拙者急きょ講師になってプチセルフビルドスクールの開催です。
お客様やお仲間の方にログ積みの方法やコツををあれやこれやとレクチャー、無垢の木材の自然の反りや 歪み、ログの積み上げのコツをあれやこれやと熱弁。 和気あいあいのやる気、盛り上がる勢いはいいのですが、早まる焦りにも似た気分のりのりは、 結局荒い雑な仕事のセルフビルドになってしまって駄目です。手順を正しく冷静にログを丹念に積み カケヤで叩きこむ！が必要なんです。
生きている証の高級パイン材の無垢材のログの反りの対処方法等を説明しながら、少しの時間でしたが にわかのスクールを開催したのでした。

そんな中、14時46分・・・現場のポータブルラジオから追悼サイレンが鳴り響きました。 打ち合わせしたかのように、お客様やお仲間参加者全員で黙祷。皆、色んな思いが胸にこみ上げていました。
そうして3時の休憩になり、拙者が震災後の東松島市での復興支援の話や釜石市役場に支援の話などをしていたところ、 お客様からも、「俺も釜石に行ったんですよ・・・！」拙者思わず「何をしに行ったんですか？」 「希望の明日、カレンダーだ。宇都宮でカレンダーを何千枚も集めて配ろうと、釜石に持っていったんです！」 「被災者は全財産流されて何も無い・・明日が何日かわからないのもつらいから、少しでも役立てばと。」 拙者、本当に驚きました。

実は拙者、震災から1ヶ月たったころ社長から出張支援を命じられ釜石市を尋ねた際に仮設住宅の受付の 手前に張り紙があったのです。

「宇都宮から釜石のみなさんへ　明日を贈ります!！」

拙者と同じ宇都宮の人が、カレンダーで明日を贈りますって、なんと粋だなぁと本当に感動！してその時、 偶然にもその張り紙を写真に納めていました。話の盛り上がりのついでに写真を見せるとお客様は「この張り紙、自分です・・・」と。
拙者まさかその方に会えるとは　身震いするほど感動！
お客様も、釜石でそれを見た人と会えるなんてと感動！
東日本大震災からちょうど一年後の日。こんな出会いってあるんですね。 一同その場が共振したかのように感嘆の声が上がったのでありました。 もちろん盛り上がって無事棟上げまで終了したのでありました！！が。

被災から５年を迎え、思い出しては普段の日常がとてもありがたいんだという事をしっかりと胸に 刻んで日々過ごして行きたいものです。

話は変わりますが、毎回２万人もの方々が集まる道の駅「ろまんちっく村」での一大イベント100人展が またまた開催されます。 こだわりのハンドクラフト作品の展示販売、制作体験ワークショップ、人気カフェの美味しいごはん、 木工製品企業ブースなど200以上のブースがろまんちっく村に集結します。

昨年秋には「コスカＡ」の即売会を１００人展会場で行い、即日ご契約を頂きましたが今回はガーデンハウスシリーズの ニューモデル「ロマーニ」を早い者勝ちで展示即売しちゃいます！特別価格で社長意気込んでいます。
更に今回は、海外で今年度ギフトアワード受賞した、いつでもどこでも何度でも楽しい落書きができちゃう bb特選のNEWアイテムも初披露しちゃいます！

4月17日には皆様、是非会場へ奮ってお越しください♪