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監督銀吉の弱心・現場日記【2020年10月27日】


 

今回は、銀吉がログハウスの歴史をお教えいたします。
ログハウスの歴史は非常に古く、森林資源が豊富な北欧を中心に太古の昔からあって、発祥地は遙かな極北の地フィンランドです。大昔からの組み上げ方は丸太を互い違いに井桁に組み上げてログ間に苔を詰めたワイルド、虫の侵入や月の明かりがボ~と入ってきたりでしたが、世界のフィンランド頑固実直なフィンランド人は近代化の中でマシンによる超高精度のログハウスを作ったのであります。
現代ログハウスの先駆けが生まれ、bbビックボックスは受け継ぎ、高精度ログハウスで現在に至っています。
日本にも奈良時代、正倉院の校倉作りとして日本式ログハウスがあります。
建築様式いろいろな工法があり、工法は生まれては消えの連続ですが、ログハウスは地球上に緑のある限り、決して崩しようもない樹をただ井桁に組み上げるという太古の昔から累々と続いている滅びない工法です。
日本でログハウスが認知され出したのは、ビックボックスがちょうど創業した1985年にログハウスが建築基準法で解禁が発表され、日本ログハウス時代が始まりました。
日本のログハウスの歴史は我々ビックボックスの歴史でもあります。

世はまさにバブルの絶頂期でした。
フィンランドの精密なログハウスは円形状と長四角、D型など形状の美しいマシンカットのソリッドできっちりした美しさは、ログハウスの新しい時代の形として弊社で活躍しています。

 

 

写真のログハウスですが、フィンランドの指定工場への出張時に気にはなっていたログで、フィンランド人にとっても高級逸材の伝統的な幻のシルバーパイン材を30年後に軽井沢の大手近代リゾートホテルで実現するとは思いませんでした。
ログ材の1本1本の太さや反り具合が全て違う材、それを人の手で加工するハンドカットのシルバーパインログハウスも今や高精度で組み上げる事ができるのであります!
材は長い期間を立ち枯れ状態で、夏の白夜にも太陽が出ないオーロラの冬も深い森の中で、ぼ~っとほぼ400年にも渡る厳しい自然の中で立ち続け、そして地球の自転で樹は不思議なねじれた状態になって、それはそれはフィンランド人にとって誇りの幻の逸材なんであります。
400年の立ち枯れ脱水状態ですから、ログ特有のセトリングによる沈みこみもありません。
その外観も内観も、これぞフィンランドのログハウスの化石といったスタイルとオーラ雰囲気は別格です。
反対極のbbの誇る現代進化のbbのハイテクマシンカットログは、ファクトリーオートメーションの木材加工のように綺麗で高精度に積上がり、永住型住宅としてのニーズは本家フィンランドと共に日本でもニーズが高まっています。

 

 

このシルバーパインのコテージの記録施工写真を最初から眺めていくと、樹の力、とても荘厳で元気をもらいます。
地球規模のパワーが埋まっているようなシルバーパインの包み込む力はとても凄いのであります。

最近、個人で山を買って自分だけの隠れ家的な小屋を作ったり、キャンプをしたりするのが流行っているようですが、銀吉が30数年ほど前はまさに同じで、良いものは流行になって繰り返す不思議なものです。

 

 

 

 

監督銀吉の弱心・現場日記【2020年10月27日】




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