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世界初のログハウス耐震振動試験
(財)日本住宅・木材技術センターと国土交通省の助成を受け、平成19年7月11日につくば市の土木研究所において、ログハウスの実大振動実験を行いました。実験は、1回目が中地震レベルの振動実験を行い、2回目には、阪神・淡路大震災並の巨大地震レベルの振動実験を行いました。実験の結果は、変形角1/71rad、変位3.8mmを記録し、XY2方向の内、1方向については、ログ壁による減衰効果が確認できました。実験後の外観の変化は、内外に長さ10~15cmの亀裂が2カ所ずつ入った程度でほとんどなんともない状態で、3回目の実験では、巨大地震レベルの1.5倍の強さで実験を行いました。巨大地震の 振動を加えてる最中の建物の揺れは実に大きなものでしたが、終了後の外観変形ダメージは、建物の傾きが何と数mmと亀裂が数カ所というもので、現実に発生する可能性の非常に少ない巨大地震波でもログハウスの安全性が確認されました。この実験のご指導をいただいた慶應義塾大学の坂本教授からは、ログは元々地震に強いと思っていたが、そのとおりの結果が出ました。また、武蔵工業大学の大橋教授からは、ログは、想像以上に硬い構造でしたとの感想がありました。

動画は音が出ますのでご注意ください。


実際の巨大地震とレポート
平成16年10月「新潟県中越地震」震度7、M6.8により、約「10万棟」の住宅が一部損壊を含め大きな被害を受けました。ログハウスの耐震性については、平成7年1月「阪神・淡路大震災」の際にも名古屋大学の平嶋教授を団長とした調査が行われ、ログハウスの高い耐震性が認められています。しかしながら、「新潟県中越地震」は、本震にほかにマグニチュード6以上の余震が4回発生していることから、平成14年のログハウスの技術基準の改正により二階、三階建てログハウスの解禁により、ログハウスの優れた性能特性の認定が「新潟県中越地震」でも同様の耐震性が認められるのか検証されました。調査は、(財)日本住宅・木材技術センターの「室田達郎」試験研究所長を団長する現地調査でその結果、アンケート調査では、震度5強以上の地域のログハウス住宅、ログハウス別荘等が53棟、内45棟が全く被害なし、7棟がほとんど支障の無い軽微な被害となっており、残りの1棟は、地盤崩壊により傾いていると回答されています。又、現地状況調査では、調査棟数9棟の内、7棟が全く被害なし、残り2棟は、地盤崩壊により、全壊状態となっています。この調査では、「震源に近く、激しく揺れたログハウス建築でも構造上の損傷はなく、ログの耐震性は、他の構造のものと比較して高い」評価されました。尚、甚大な被害を受けたログハウスは、いずれも「地盤崩壊」によるものであり、建築前の入念な地盤調査とその結果に基づく、最適な基礎工事の選択が必要とされています。

弊社のお客様の中には震度6強M7.2の 岩手宮城内陸地震の時に、震源直下に近い栗駒山のログハウス山荘にいらっしゃった方がおりました。その方のお話によると味わったことない激震とごう音の中、ログハウスの 中の鉄の塊の薪ストーブが空中を舞って吹っ飛んだそうです。そこで恐る恐るログハウスを点検すると、すっ飛んだ薪ストーブの 打ちつけた大きなキズが床に残っただけで、ログハウス自体には全くの損傷がなかっと報告がありました。

北海道南西沖地震の時には、弊社の会長がフィンランドのログハウスの契約工場にいました。その時、テレビに突然ニュースが流れ、奥尻島の悲惨な住宅等の崩壊の映像が映し出されました。その中に、全く損傷なしに凛と立っているログハウスと、地盤が崩壊して傾斜地にころがっているログハウスの映像がありました。そのログハウス自体は崩れずに、マッチ箱がコロッと転がっているような映像を見て、フィンランド工場の社長から、「ログハウスってすごいだろう」っという言葉がでました。日本の被害を気遣う見舞の言葉ではなくログハウスを自慢する言葉を聞いて、あの時は複雑な思いをしたそうです。

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